お役立ちミニ情報 2020/03/08

選ばれる司会者とは…?

 

司会イメージ

イベント司会のお仕事をしていると

「司会者になるのって狭き門ですか?」

というご質問をいただくことがあります。

 

正直なところ、「誰でもできます!」とは言いづらいです…(;^ω^)

1つの案件に対して選ばれる司会者は1~2名程度。

案件の内容にもよりますが、
何人も大量に使われる現場よりは
1案件1名の現場の方が多いのが現状です。

 

イベント司会者であれば
書類選考やボイスサンプル選考があったり
オーディションがあったりすることも。

 

その中でたった1人の司会者として選ばれ
現場に立つことができるのです。

何十人、場合によっては100人以上の中から
1人だけ選ばれます。

でもこれは異例のことではなく
司会者のお仕事であればごく普通に起こりうることです。

余談ですが…
私が過去にお世話になったお仕事では
何百人もの中から選ばれた、ということもありました!

 

では、その“たった1人の司会者”に選ばれる人とは
いったいどんな方なのでしょうか?

今回は「司会者」という言葉を使っていきますが
司会業以外のみなさまにもあてはまることが多々あると思います。

少しでもご参考になれば幸いです(*^^*)

こちらの記事の内容
・司会者として求められる要素とは?
・基本要素だけじゃない!+α要素とは?
・大切なのは○○力
・まとめ

 

司会者として求められる要素とは?

司会風景

司会者として選ばれる要素はいくつかあります。

まずは基本的な部分でいうと…

  • 滑舌が良いこと:プロの話し手として絶対的に必要な要素の1つ!
  • 声質:声が通りやすい、聞き取りやすい、マイクのりが良いなど
  • 見た目:イメージにあった見た目も大切
  • 経歴:案件によっては若手が良かったりベテランが良かったりとさまざま
  • 年齢:内容や客層によって求められる年齢層は変わる
  • 対応力:臨機応変な対応ができるかどうか

…などが挙げられます。

上記の条件は、案件によって求められることやレベルも違います。

例えば、「声質」であれば好みもあります。
少し高めの明るい声が好きな方もいれば、落ち着いたトーンの声が好きな方もいらっしゃいます。

「見た目」も、
優しく親しみのあるイメージの方がピッタリ!という案件もあれば
キリっとスタイリッシュでクールなイメージの方がピッタリ!という案件もあります。

クライアント様の好みもあるため
選ばれなかったからといって良くない人
というわけでもありません。

どれが良くてどれがダメ!ということではなく、
それぞれの案件にあった司会者像があり、
それにあてはまる人が選ばれるのです(^ω^)

ですのでA案件が決まったからといって
必ずしもB案件もC案件も決まるとは限りません。

 

ただ、基本要素がそろっている人、というだけでは
まだまだたくさん当てはまる方がいらっしゃいます。

そこからさらに絞られていく際に
「+α」の要素も選考材料の1つになることがあります。

次はそんな+αの要素についてご紹介します。

 

基本要素だけじゃない!+α要素とは?

マイク写真

上記でご紹介した基本要素に加えて+αの要素があると
そこからさらに絞られたうちの一人になる可能性が高まります。

例えば、クライアント様との信頼関係が既に築けている場合。

「○○さんにお願いすれば安心だから♪」
という信頼関係が築かれていれば
任せて安心”という+αの要素になります。

 

案件に関する縁や知見、経験がある場合も+αの要素になります。

例えば、子育てに関するトークショーの司会であれば
子育て経験のある司会者の方が
トークを膨らませやすいですし、共感も得られますよね。

「○○県のイベント」という案件であれば
その県出身の司会者であれば地元ならではの話もできますよね。

 

このように+αの要素があることで
たった1人の司会者に選ばれることも多いのです。

もちろん、+αの要素は上記だけではありません(^^)

 

さらにもう1つ!!
上記以外で、とっても重要な要素があるんです!!

次でご紹介しますよ~!

 

大切なのは○○力

 

女性と風景

ここまで、選ばれる司会者の要素についていくつかご紹介しましたが、
中には努力をしても難しい要素もあります。

例えば、「沖縄イベントの司会者募集!沖縄県出身の方希望!」という案件に対して
東京都ご出身の方がどんなに努力をしても沖縄出身にはなれませんよね(;^ω^)

 

ですが、これからご紹介するとっても重要な要素は
自分の努力次第では磨くことができるのです。

 

それは…

人間力

です。

 

「え?人間力ってなに?(・・)」

そんなお声も聞こえてきそうですね(;^ω^)

一言で「人間力」と言ってみたものの
実は要素としてはたくさんあります。

・コミュニケーション力
・知力
・行動力
・想像力
…など

まだまだいろんな要素があります。

 

「この人とまた仕事をしたいな」

「一緒に仕事をしていると気持ちがいいな」

そんなふうに思ってもらえると

「またあなたにお願いしたい!!」

につながります♡

 

そのために鍛えるべきは
人間力だと思うのです。

 

これはビジネスの現場でもそうです。

今の世の中は
商品もサービスも
「よくて当たり前」
という素晴らしいもので溢れています。

少しの違いや工夫で差別化をはかることも
もちろん必要だと思いますが
それだけでは一度は買ってもらえても
なかなかリピートに繋がらない…なんてこともありますよね。

 

現代では

「誰から買うかが重要」

とも言われています。

つまり、「あなたから買いたい」と思ってもらうことで
商品やサービスが売れる時代であるということ。

 

どんなに商品やサービスが良くても
売っている人が
なんだか嫌な人だったり
威圧的だったり
自分勝手だったりしたら
その人から買いたいとはあまり思えないですよね…

ましてや同じような商品やサービスがあるのであれば
わざわざ嫌だと思う人から買わなくても
別の人から買った方がよいと思いますよね。

 

司会者はそもそもの商品が自分自身なので
ダイレクトに人間力が影響します。

 

さらに、
人間力はその人の魅力にもつながります。

 

繰り返しますが
商品やサービスの質が良いことは大切ですし
必要最低条件です!

司会者であれば滑舌の良さや
声磨き、経験値などはやはり大切です。

 

その上で人間力を磨き
その人個人の魅力があることで

たった1人の司会者

として選ばれ、その後もお願いされるようになるのです(*^^*)

 

まとめ

 

ノートとペン

いかがでしたか?

選ばれる司会者になるために必要なこと

☆基本的な要素

☆+αの要素

☆人間力

このほかにもここではご紹介しきれない要素が多々あります。

 

日々の努力で自分を磨き
「あなたにお願いしたい!」
と言ってもらえるような

“たった1人の特別な存在”

にあなたもなってみませんか?

 

最後までお読みくださり、ありがとうございました。