長時間話していても声が枯れない＆喉を痛めないための4つのポイント！
※2022年9月2日更新
人前で、長い時間話をしていて
「声がかすれてきちゃった＞＜；」
「喉が少し痛くなってきたかも…(TωT)」
なんてご経験、ありませんか？
セミナーやお教室をされている方など
説明や講演などで、長時間話す機会のある方も
いらっしゃいますよね。
私自身、講座や研修で
長時間話し続ける場面にあたることが
多々あります。
終わったあとは
「やりきった～！」
と体力を消耗してはいるものの、
「あ～楽しかった♡」
という気持ちの方が強く
「体力が続けば、まだもう2回同じことができそう！」
と思ってしまうほどです(笑)
ご参加いただいたみなさまから
「喉をつぶすことはないんですか？」
とよくご質問をいただくのですが・・・
“つぶさないようにしている”
というのが私の答えです。
そのために意識しているポイントは主に4つ！
今回は
✶･･━✩━･･✶･･━✩━･･✶･･━✩━･･✶
長時間話していても
声が枯れない＆喉を痛めないための
4つのポイント！
✶･･━✩━･･✶･･━✩━･･✶･･━✩━･･✶
と題して
私が普段意識しているポイントをご紹介します＾＾
ちなみに・・・
「長時間」といっても
人によってそう感じる長さが違いますよね。
今回お伝えする内容では
60分以上のお話をする方を対象に
ご紹介していますが
ご自身で「長いな」と感じるお時間であれば
15分でも30分でも「長時間」として
この先を読み進めていただければと思います(^^)
では、ご紹介していきますね♪
ポイント①〇〇をこまめにとる
ズバリ！
基本中の基本は・・・
水分をこまめにとる
です。
これは「知っている」「実践している」
という方も多いと思います。
“乾燥”は喉の天敵です！！
「乾いたな」と感じてから水分をとるのでは
実は遅いのです(＞＜;)
乾く前に水分を取ることが大切☆
ただ、長時間話しているときは
なかなか水分を取りづらいこともありますよね。
タイミングを見て
取れるときにこまめにとるようにしましょう。
例えば…
■始まる前
■休憩時
■自分が話さない瞬間(聞き手が作業をしているときなど)
■終了後すぐ
自分が話している最中ですと
水分が取りづらいことが多いので
自分が話していないタイミングで
「今行けるぞ！」というときには
喉が渇いていると感じていなくても
水分をとっておくとGOODです◎
また、水分は一気に大量にとらないようにしましょう。
お手洗いも事前に済ませておきましょうね♪
そして“何を飲むのか”も重要です。
ウーロン茶、乳飲料、柑橘系、
冷たすぎる飲み物、熱すぎる飲み物、
炭酸、アルコール類
は避けた方がいい飲み物です。
一番安心なのはお水です＾＾
お水以外の好きな飲み物を飲む場合も
上記に当てはまるものは
できれば避けたほうがいいので
確認してみてくださいね！
ポイント②声は〇〇ない！
特に大勢の前で話しているとき
「大きな声で聞こえるように
頑張って声を張らなきゃ！！」
とつい声を張っていませんか？
お気持ちはとってもよく分かりますが…
声は極力張らないでください！！！
張る＝喉をつぶす
と覚えておきましょう。
「でも声が小さかったら
後ろの人には聞こえないし…(´・ω・｀)」
そんなときは
“遠くまで声を届ける”
というイメージに切り替えてみてください。
しっかり届けるためには
このイメージと
正しい呼吸や発声も大切です。
ラクに声が出せる、というのが
ポイントですよ(^^)
ラクに遠くまで声がしっかり届くようになりたい！
という方はぜひレッスンにご参加くださいね♪
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会場が物理的にとても広く、
声が届きにくい場合は
マイクを使用することも検討してみましょう。
マイクの性能は
ある程度値段に比例しますが
比較的お手頃な価格のものでも
いいものがたくさんあります。
場面にもよりますが
ハンズフリーマイクでも
十分な効果を発揮できますので
ぜひ検討されてみてくださいね！
「ハンズフリー拡声器」
「ポータブル拡声器」
といったワードで検索すると
いろいろと出てきます♪
ポイント③〇〇を取り入れる
重要なキーワードや
メッセージ性の強い内容のとき
ここの部分を強調したい！
という箇所が出てくることもありますよね。
その“強調”のときに
つい
■声を張ってしまう
■無理に声を高くしようとしてしまう
■やたらと力んで発声してしまう
といったことをしがちです。
「強調したい！」と思うと
ついそうしたくなってしまいますよね。
もちろん、それらのやり方でも
強調はできるのですが
そればかりに頼る必要もありません＾＾
テクニックを取り入れることで
他の強調もできるのです！
声を張るだけではなく
あえて静かに言うことで強調したり
声の高さが低くても
大事な部分を際立たせたりすることはできます。
声を張ったり
喉に負担をかけたりしなくても
テクニックで相手を惹きつけることができるようになれば
よりラクに長時間話すこともできるようになります◎
テクニックに走らない！
という言葉をよく耳にしますが
熱意だけに走らない！
というのも実は大切です♡
もちろん、熱意(気持ち)は
とっても大切です！！！
ただ、それだけに頼ってしまうと
自分も相手も苦しくなってしまうことがあります。
気持ちもテクニックも両方大切で
バランスが大事なのです(*^^*)
声と同じように
話し方にも意識を向けてみてくださいね♪
ポイント④〇〇しない
実は私も
過去に喉を痛めて
かなり辛い思いをしたことがあります。
(そのときのエピソードに少々お付き合いください)
20代前半のことですが
今でもそのときのことを鮮明に覚えています。
あれは辛かったなぁ～( ;∀;)
とある仕事で喉を酷使しすぎてしまい
全く声がでなくなってしまったんです。
かすれ声さえ出なくなってしまい
「今後一生、MCができなくなってしまったらどうしよう…」
と、とてつもない不安に襲われました。
そのときは
業界でかなり有名な耳鼻咽喉科へ駆け込み
診察と点滴を打っていただきました。
そしてそのときに
お医者様から言われた一言が
今でも私の意識すべきポイントの軸になっています。
「声帯ってね、痛めたら
休む以外、良くならないんだよ。
薬や治療もあるけれど
それで良くなるわけじゃない。
しっかりと休ませる以外、ないんだ。」
その言葉を聞いて
不安そうにしている私に、続けて
「大丈夫。
ちゃんと出るようになるからね。
頑張って1週間、一切声を出してはいけないよ。」
とおっしゃいました。
それまで、人生で一度も
1週間声を出さなかったことなどなかったのですが
そのときばかりは
一言も声を発せず、1週間筆談で過ごしました。
そして
運命の1週間後。
病院で診断を受け
「声を出してごらん。」
と先生に言われ
恐る恐る声を出してみると…
私「あ…声が出る！」
先生「よく頑張ったね。もう無理をしてはいけないよ。」
今でもそのときのことを思い出すと
泣きそうになります(T∧T)
ここまでエピソードに
お付き合いいただき
ありがとうございました＾＾
長くなりましたが
喉(声帯)を痛めてしまうと
これくらい大変になる可能性があるんです。
こんな大変なことにならないように
喉は傷めないに越したことはありません。
ではなぜ私はあのとき
声が出なくなるまで
酷使してしまったのでしょう？
それは
過信していたから
と言えます。
「まだ大丈夫」
「もっと声を張っても平気」
「もっといける！」
こんなふうに
過信していたのが原因の1つでした。
気持ちとしては
まだまだいけるぞ！と思っていても
限界まで無理をしてしまうと
喉を痛めたり声が出なくなってしまったりします。
特に長時間話すとき
無理を続けるのは禁物！！
過信しない
ということを念頭におきながら
自分の喉や体の調子に敏感になりましょう。
「まだいけるかも？」というくらいの
余力が残るくらいで
喉にはちょうど良いのです(*^^*)
まとめ
いかがでしたか？
今回は
長時間話していても
声が枯れない＆喉を痛めないための
4つのポイント！
と題してご紹介しました＾＾
①水分をこまめにとる
②声は張らない
③テクニックを取り入れる
④過信しない
ぜひ実践してみてくださいね♪
「ラクにしっかり相手に届く発声を身につけたい」
「相手を惹きつけるテクニックを知りたい」
という方は、ぜひレッスンにご参加ください！
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最後までお読みくださり
誠にありがとうございました＾＾
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