※2023年3月19日更新
突然ですが…
あなたはこれまでに
60分以上のセミナーや講演会に
参加されたことはありますか?
60分以上の内容って
それなりに長いですよね…(;^ω^)
自分の興味のある分野や
自ら参加申し込みをしたものであれば
集中して聞くこともできると思いますが
そんなときですら
途中でついウトウト…
時計をチラ見…
あとどれくらいで終わるかな…
なんて感じてしまったことはありませんか?
そう…
人の集中力はそう長くは続かないのです(泣)
セミナーや講演会、研修など、
自社で主催のものもあれば
他社から依頼を受けて行うものもありますよね。
こちらの記事をお読みくださっている方の中には
■既にご経験のある方
■担当することが決まって準備中の方
■今後、行う可能性がありそうな方
もいらっしゃると思います^^
セミナー、講演会の持ち時間は
会によってさまざまなのですが
45分、60分、90分と長時間の場合も多々あります。
「よ~し!長時間気合を入れて行うゾ!!」
と意気込んで準備をするだけでは
参加者が退屈に感じて終わってしまうかもしれません…(T_T)
そこで今回は
✶・・━✩━・・✶・・━✩━・・✶・・━✩━・・✶
長時間のセミナーや講演会でも
最後まで聞き手を飽きさせない4つのコツ
✶・・━✩━・・✶・・━✩━・・✶・・━✩━・・✶
と題してお伝えします!
これまで司会者として15年以上、
セミナーや講演会に携わり
3,000人以上の登壇者のみなさまを拝見してきました。
(実際はもっと多いのですが
もはや人数が多すぎて分かりません…笑)
そこから分析して導き出したコツをご紹介します!
ぜひご一読くださいね♪
目次
コツをお伝えする前に
いきなりすごいタイトル!笑
「いやいや…
興味があるから聞きに来てるんだし
ちゃん聞いているでしょ~!」
という声が聞こえてきそうですね(;^ω^)
と・こ・ろ・が!!
例え、最初にどんなに興味を持っていたとしても
内容を全てきちんと聞いているかというと…
そうとは限らないのです。
もっというと
聞きに来てはいても
実は対して興味がない可能性もあります。
もちろん、大変興味深く
最後まで前のめりで聞いてくださる方も
いらっしゃいます。
ですが、そういった方々は
少数派と心得ておきましょう(苦笑)
むしろ、そもそも聞いていない、
くらいに考えておくことをオススメします。
(極端に聞こえるかもしれませんが
それくらいに考えておくと
対策がとりやすくなります^^)
もう一度思い出してみてください。
自分自身が参加者として
60分間のセミナーに参加したときのことを。
長いな…
退屈になってきた…
まだあと30分もあるよ…
なんて感じたことはありませんでしたか?
その経験があるにも関わらず
いざ、自分のセミナーや講演会を計画しようとすると
ついこんな考えになっていませんか?
↓↓↓
■伝えたいことがやまほどある
■時間が足りないかもしれない
■きっとみんな聞きたい情報に違いない
これらは全て
自分にベクトルが向いている状態なんです><;
つまり
■(私には)伝えたいことがやまほどある
■(私からすると)時間が足りないかもしれない
■きっとみんな聞きたい情報に違いない(と私は思う)
と考えてしまうということです。
私も講師業に携わるとき
ついこう考えてしまうなぁ…と
改めて感じました(^^;)
ベクトルを自分に向けるのではなく
相手=聞き手に向けて考えることが重要です。
■聞き手にとって必要な情報の取捨選択
■聞き手にとってのベストな時間配分を検討する
■聞き手が本当に知りたい情報は何かを探る
…など。
聞き手にベクトルを向けて検討すると
違った結果になることもあります。
“常に聞き手を意識する”
この大前提を頭に入れたうえで
4つのコツをおさえてくださいね♪
お待たせしました!
ここからいよいよ本題のコツ4つをご紹介していきます。
先ほど1つ前の項目で
「聞き手はそもそも聞いていない」
「興味すらないかもしれない」
といった内容をお伝えしました。
ということは…
そう!!
聞き手に興味を持たせればいいわけです◎
「え?言っていること矛盾していない?」
と思われるかもしれませんが
大丈夫です!
ついてきてくださいね(笑)
そもそも、興味のない話は
誰だって聞く気が起きませんよね。
まずは聞き手に
「聞きたい!」と思うための姿勢を
作っていただく必要があります。
どうすれば「聞きたい!」という姿勢を
作ることができるのかというと…
自分に関係のあることだと思わせること
ズバリこれが大事です。
自分に関係があると思うと
得をしたい or 損をしたくない
という感情から話を聞きたくなるのです。
では具体的に
どんなアプローチをすればよいかというと…
✶・・━✩━・・✶・・━✩━・・✶・・━✩━・・✶
■データの裏付けを提示する
■事例を紹介する
■聞き手の課題を聞き出し、同じ状況の人の話をする
…など
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特に事実に基づく内容や
研究結果から明らかになった数値など
より具体的な情報を聞き手に提示できると
「聞かないと!!」という姿勢ができあがります。
はじめにこの姿勢ができあがると
その後の内容も頭に入ってきやすくなり
“最後まで惹きつけるためのきっかけ” を作ることができます◎
2つ目のコツは
メリハリをつける!
長時間の聴講で最も辛いのは
ずー…っと同じように聞こえること。
もしあなたが
「60分間ずっと
ドレミファソラシドの『ド』の音を
聞き続けてください」
と言われたら、いかがでしょうか?
どんなシチュエーションやねん!
という突っ込みはさておき(笑)
60分間ずっと『ド』を聞かされたら
どうにかなりそうですよね(;^ω^)
かなりしんどいと思われます…
長時間のセミナーや講演会で
メリハリがない、というのは
これと同じようなものです。
ではメリハリをつけるために
どんなことが考えられるでしょうか?
具体的には
■声や話し方
■話す内容
にメリハリをつけると効果的です。
声や話し方であれば
《表現力》でメリハリをつけることができます。
声や話し方でメリハリをつけようとすると
「声量をあげること」にばかり
意識を持っていかれてしまう方が多いのですが
メリハリをつける要素は声量だけではありません。
声量の大小だけでは
表現力が豊かとは言えないのです。
表現力には
■間の取り方
■スピードの調整
■強調
■ジェスチャー
■目線
■表情
…など
があります。
これらのテクニックを取り入れ
表現力豊かに話すことで
長時間のセミナーや講演でも
聞き手が最後まで飽きずに聴講できますよ♪
コツ②でもご紹介しましたが
【ずー…っと同じ】という状況は
やはり長くは続けられません。
じっとしたまま60分も90分も
ただひたすらに聞く!というのは
内容によってはかなりキツイものです。
話している側はそう感じなくても
聞いている側は「しんどい…(´・ω・`)」
と感じている可能性大ですよ!!
そこで有効なのが
“聞き手に動きを与える”
という手法です。
具体的には…
①挙手をする
②ワークを取り入れる
③体を動かす
④声を出す
といったことが挙げられます。
①の挙手であれば
何か簡単な質問を投げかけ
手を挙げていただくというシンプルな方法。
簡単に取り入れられます^^♪
例えば
「今回、セミナーに初めてのご参加の方はいらっしゃいますか?」
「同じお悩みをお持ちの方っていらっしゃいますか?」
といったごくごく簡単な質問でもOKです◎
②のワークは一人で行うものでも
グループで行うものでもどちらでもOKですが
グループワークの方がより効果を発揮しやすいです。
可能であれば
一人(個人)ワーク
↓
グループワーク
と繋げられるとベストです!
ただし
初対面の方々が多く集まっている場では
グループで話しにくいこともあります。
ご参加のみなさまの雰囲気や内容によって
一人(個人)ワークのみの方が良いこともあるので
よく検討してくださいね♪
③の体を動かす方法は
①や②に比べると少しハードルが高いかもしれません。
ただ、②のワークを行えば
手を動かすことにもつながりますし
グループワークや発表を行えば③にも④にもつながります。
そのほかにも
その場で軽く体を動かすレベル(伸びをするなど)でもいいので
取り入れられそうな場面ではぜひ取り入れてみてください。
④の声を出す方法は
①~③の方法の中で行うこともできますが…
さらに効果的なとっておきの方法があるので
最後のコツ④でご紹介します♡
最後のコツで急にクイズにしてみました!笑
さて。
聞き手が最後まで飽きずに聴講するために必要な
”あるエッセンス” とは何だと思いますか?
正解は・・
笑い
です。
そう!
ユーモアを交えることが
とっても効果的なのです。
笑うと脳が活性化される、
という研究結果も多数出ています。
※気になる方はぜひ「笑うと脳が活性化」で検索してみてくださいね♪
セミナーや講演会の途中で
適宜、聞き手が笑うことができるかどうかは
特に長時間の内容であれば
とっても重要なポイントです◎
笑いが入ると
■声を出せる(軽くでも効果十分!)
■脳が活性化
■目が覚める!(笑)
■この人の話は面白そう、と感じていただける
などなど
効果抜群です♪
ユーモアの取り入れ方の
ちょっとしたコツについて
こちらの記事でご紹介しています^^
↓↓↓
ぜひ《笑い》のエッセンスを
取り入れてみてくださいね♪
セミナーや講演会の中には
パワーポイントを利用して行う方式や
動画を流すやり方などもあります。
こういった場面では
ぜひ「静止画」と「動きのあるもの」を
織り交ぜながら行うことを意識して作成してみてください。
途中で何かしら動きがあると
メリハリをつけることができます。
アニメーションやエフェクトなども効果的です。
ただし、気を付けなければならないのは
動きをつけすぎないこと!
動きがあった方がいいからといって
全編アニメーションだらけ
長尺の動画をただ流すだけ
では意味がありません。
大事なのは“メリハリ”です。
資料作成のときにも
常に「聞き手ならどう感じるか」
を念頭におきながら作成してみてくださいね♪
いかがでしたか?
今回は
長時間のセミナーや講演会でも
最後まで聞き手を飽きさせない4つのコツ
と題してご紹介しました^^
「セミナーや講演会の対策がしたい」
という方は、ぜひレッスンにご参加くださいね^^
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最後までお読みくださり
誠にありがとうございました^^