プレゼンテーションやスピーチなど
台本を作成してお話される機会のある方もいらっしゃいますよね。
台本について、みなさんからよく頂くご質問がいくつかあります。
「分かる!」「私も!」と共感される方も多いのではないでしょうか?
私はこれを
<台本暗記問題>
と呼んでいます。
永遠のテーマだなぁ〜
とよく思います。
私自身も、この台本暗記問題につきましては
試行錯誤を10年以上繰り返し
いろんな方々からのご意見も頂戴してきました。
台本に関しての考え方としてよく聞く答えは主に3つあります。
みなさんは①~③のうちどれに当てはまりますか?
このお話をすると、ほとんどの方が
「理想は①か②だと思います。」
とおっしゃいます。
恐らく、②がベストとお考えの方が多いのではないでしょうか。
ここで先に結論をお伝えします・・・
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どれも正解とは言い切れない
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え!?って思いますよね(笑)
では、もう少し詳しくご紹介していきましょう。
台本の暗記については、ご自分がどのタイプなのかによってベストな方法は違います。
みんながみんな暗記をした方がベストな状態になれるわけではありませんし、
みんながみんな暗記をしない方がベストな状態になれるわけでもありません。
多くの方々は、そこを一律にして考えてしまうのですが
まずはご自分にベストな方法を見つけることをオススメします。
例えば…
暗記することが苦手だけれど話すこと自体は得意!という方であれば
台本をガッツリ作って覚えるよりも
流れやポイントだけをメモしたカンペを用意し
自由に話す方が合っています。
このタイプの方は、台本をつくりこみすぎてしまうと
文章を追っていくことに気を取られて
うまく話せなくなることが多いからです。
逆に
話すことが苦手で緊張しがちな方であれば
箇条書きのカンペのみで話すよりも
台本を書いて推敲し
それを手元に置いた状態で話す方が合っています。
ただし、その場合は、台本の作りを工夫する必要があります。
顔を上げる→台本をみる→顔を上げる…
の繰り返しをすることになるので
読みやすい台本作りが必須なのです!
台本作りのコツについては
長くなるのでここではご紹介しませんが
詳しくお知りになりたい方には、レッスンでお伝えします^^
ちなみに
どのやり方でもうまくできる万能タイプの方も
もちろんいらっしゃいます。
どのやり方であっても
自分の言葉で話せるようになる練習方法もありますよ◎
台本を読むことを
“よくないやり方”
と言われる方もいらっしゃいますが
人によってベストなやり方が違う!ということを
声を大にしてお伝えしたいです!!
人によっては
台本があった方が相手に伝わりやすくなることも多々あるのです。
台本を一生懸命思い出しながら話すと
聞き手にそれが伝わってしまいます。
どこか自信なさげに見えてしまったり
内容が全然入ってこなかったり
伝えることよりも思い出すことの方が優先されてしまうと、とてももったいないです!
丸暗記をして話しても良いのですが
丸暗記するなら、空でもスラスラ言えようになるまで確実に暗記をするようにしましょう。
もしその自信がないのであれば
丸暗記をするよりもカンペのある安心感で
自信をもって話せる方がよっぽど良いです。
そもそも
カンペがある=話が下手な人 ではありませんし
カンペがある=練習不足な人 なわけでもありません。
「練習すればカンペなんてなくても話せるはずだ!」
というご意見もとてもよく理解できるのですが…
重要なのは、そこではありません。
いくら暗記ができていても
そのときの状況によって
聞き手の反応に合わせた話し方
が出来なければ
惹きつけることも
自分の想いを伝えることも
深いところまで理解してもらうこともできません。
その観点で考えたときに
“いかに自信をもって話せるか”
は、カンペを持たずに話しているかどうかよりも
格段に重要事項なのです。
ただし、丸暗記ではなくても
全体的な流れや大事なポイントは
ある程度頭にいれておくようにしましょう!
丸暗記をしないことと、
何にも頭に入っていないことは全くの別物です!!
台本を作成すると
本番も台本通りに
一言一句間違えずに読まなければ!
とと思われてしまう方も多いのですが
そもそも
台本通りに読まなければならない
と思い込む必要もないのです。
台本を作成するメリットとして
推敲することにより
洗練されたより伝わりやすい文章にすることが出来ます。
ですが、だからといって
必ずしも、本番も台本通りに話さなければならないわけではないのです。
(司会業では台本通りに話さなければならないことも多々あります。)
台本通りに話さなければならないと考えてしまうと
暗記をしていてもしていなくても
“読んでいる感”が出てしまうので
あくまで台本は補助的なもの、くらいに考えておきましょう。
暗記をする場合もしない場合も
しっかりとした事前準備と
本番までに何度も練習することが大切です。
例えば…
台本をしっかり作りこむのであれば
何度も何度も声に出して実際に読んでみる必要があります。
もし丸暗記をして行うのであれば
役者さんのように
表現力が豊かで自然に話せる方であれば
丸暗記をして自分の言葉のように話す方法も良いですね◎
箇条書き程度のカンペのみで話す方であれば
余分な言葉が何度も出てくる、
説明がまどろっこしい、分かりにくい、
ということがなるべくないようにしておきたいものです。
しっかり作り込まれた台本を手元に置きたいのであれば
台本を読みながらもどこで顔を上げるのか
見やすい台本になっているのか、など
本番時にスムーズに話せるようになるまで
何度も練習しなくてはなりません。
そして、どの方法であっても
/
必ず声に出して
本番のように練習すること
\
が何よりも大切です。
心の中で声に出さずに練習したり
ボソボソと話しながら練習したり
というやり方では、本番時に失敗する可能性があります。
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声に出してしっかり練習する
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当たり前のようですが
意外と練習に力を入れない方も多いのではないでしょうか?
相手に届けるということは
事前準備や練習もしっかり行う必要があるのです。
もちろん
今回ご紹介したことだけではありません。
そして、ご自分にとってベストで
無理のないスタイルを見つけることも
本番を成功させるために大切なことです。
台本の作り方やご自分に合ったスタイルの選択、暗記の仕方など
今回ご紹介しきれなかったポイントは
レッスンで詳しくお伝えしています。
レッスンについてはこちら!
長文を最後までお読みくださりありがとうございました!
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誠にありがとうございました^^