影ナレで気を付けるべきポイント

今週は首都圏のさまざまな現場に伺いました。首都圏内ではありましたが、総移動距離は結構いったんじゃないかと思います。どの現場もとても楽しませていただきました。お世話になりましたみなさま、本当にありがとうございました!

一般の方向けのイベントが多かったのですが、中には「影ナレ」のお仕事もありました。「影ナレ」というのは「お客様から見えない場所でアナウンスを行い、MCの声だけが会場に流れている」というものです。イベントが始まる前のご案内でよく耳にされる機会があるのではないでしょうか?実は私は「影ナレ」のお仕事も多く、たまに「もしかして〇〇(会場名)で流れていた声の主って田中さん!?」と知り合いの方に気付かれることもあります。もちろん、同一のイベント内で、影ナレと表に出る司会を兼務することも多々ありますよ。

そんな影ナレのお仕事をするときには、表に出て行うMCとはまた違い、特に気を付けたいポイントがいくつかあります。今回はその中の1つを簡単にお話し致します。

キジョウ…?

突然ですが、以下の例文を音読してみてください。

「資料はキジョウにご用意しております。」

みなさんはこの文章がどういう意味かすぐにお分かりになりましたか?
一瞬「?」となった方も少なくはないのではないでしょうか?気になるのは「キジョウ」という言葉ですよね。では以下の文章ではいかがでしょうか?

「資料は机上にご用意しております。」

これならもうお分かりになりますよね。「キジョウ」とは「机上」のことでした。つまり、机の上に資料をご用意しました、という意味の文章だったのです。始めの文章ですぐにお気づきになった方ももちろんいらっしゃると思いますが、瞬時にご理解頂けるかと言いますと…少し分かりづらい言葉でもありますよね。

これを影ナレで置き換えてみましょう。お客様は「机上」という文字をご覧になるわけではなく、影ナレのアナウンスだけを頼りにされています。もし司会台などの表に出ていれば、「机」と分かるように手で指示することは出来るかもしれませんね。ですが、影ナレでは出来ません。また、お客様にはアナウンスの内容を瞬時にご理解いただかなくてはなりません。

ではどうすればお客様に伝わるのかと言いますと…

言い換えよう!

台本に「机上」と書いてあったとしても、そのまま読まない、ということです。「キジョウ」と読むのではなく、分かりやすく言い換えをします。この場合は「机の上」とお伝えするのが分かりやすいですね。

「資料は机の上にご用意しております。」

たったこれだけでも伝わり方は大きく変わります。文字で見ただけでは「の」が入っているかいないかだけの違いなのですが、アナウンスをしたときには大きな差が出ます。音読をすると、この違いに気付いて頂けるかと思います。

これは「机上」という言葉だけに限ったことではありません。このほかにも、文字で見るとすぐに伝わる言葉でも、アナウンスだけでは伝わりにくい言葉、というのがたくさんあります。私は影ナレを担当する際、この点に注意して行っています。
ただ、台本を黙読しているだけでは気付きにくいことも多いので、必ず音読をして確認するようにしています。特に熟語の羅列となっている場合は注意が必要です。伝わりづらい言葉だと感じたときには、どのようにお伝えすればお客様に瞬時にご理解頂けるかを考えます。少し言い回しを変えるだけで伝わりやすくなることも多いので、あまり難しく考える必要はありません。台本が手元にあると、どうしてもそのまま読みたくなってしまうので、より注意深く確認を行うようにしてください。

まとめ

このほかにも、影ナレをするときにはいくつかのポイントがあります。どのポイントにも共通することは聞き手であるお客様に分かりやすくお伝えするということです。今回は1つだけを簡単にご紹介しましたが、レッスンではより詳しくお伝えしています。ご興味のある方はぜひトークスキルアップレッスンにご参加ください!

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最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

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