「プレゼンテーションの資料はできた!
さてと…話す内容はどうしよう?」
プレゼンテーション(以下、「プレゼン」と略します)で何を話すか
なんとなく決まっているけれど
実際に話す内容を具体的にどうしようか
とお悩みのみなさま!
ようこそ、こちらの記事へ♡
ベストタイミングですよ♪笑
営業や商談、展示会など
ビジネスのさまざまな場面で必要となるプレゼン。
ご自身はどれくらい準備や練習をされていますか?
「資料作りはとことん頑張ったけど
話す内容は資料を見ながらでなんとなく…」
「資料に書かれていることを話せばいいから大丈夫」
「普段からテキトーに話せてはいるから
そこまでしっかり話す内容を決めていなくてもいいや」
もし、そんなふうに考えていらっしゃるとしたら…
かなり危険です!!!
もしかすると
プレゼンで大きな損をしているかも!?
話す内容って、資料作り同様、
めちゃくちゃ大事です!!!
大事と分かっていても
なんとなくで話そうとしていませんか?
逆に言えば
話す内容をしっかり準備し練習することで
全く同じプレゼンでも
伝わり方も、契約確度も
大きく変わる可能性があります。
そこで今回は
【台本作りが180°変わる!?】
プレゼンテーションにおける台本の役割と作成方法
と題して
プレゼンにおける台本の重要性について
お伝えしてまいります。
これからプレゼンをされる方
必見の内容となっておりますので
ぜひご一読ください!
みなさんの中には
「そもそも、プレゼンに台本って必要なの?」
と疑問に思われている方も多いのではないでしょうか。
確かに。
プレゼンって資料を用いて行うことが多いですし
資料に書かれていることを自分の言葉で話せばいいし
箇条書きレベルで十分では?
とも思えますよね。
それに
文章にするんじゃなくて
箇条書きのメモで話せるようにした方が良い
とすら聞いたことがあるのではないでしょうか?
人によっていろんな見解がありますが…
これまで6,000回以上のプレゼンを行い
3,000人以上の人の話し方を分析、研究してきた私としては
これを鵜呑みにしないでいただきたいな…というのが本音です。
半分合っていて
半分間違っている
そんな感覚なんです(;^ω^)
というのも
■自分の言葉で話す、ということも
■箇条書きのメモレベルで話す、ということも
どちらも間違っていないからです。
ただ!!
これを初期段階から
いきなりやってしまう人が多すぎるので
危険だな、と常々感じています。
そうなんです。
これ、初期段階からいきなりすることではないんです。
これをしても良いのは、かなり後の段階です。
どの段階なのかは、後ほど解説します^^
まずは
プレゼンにおいて
台本は作ることをオススメします!!
もっとハッキリ言いますね(笑)
お願いです!!
プレゼンは台本を作ってくださ~い!!!
ではなぜ作る必要があるのか続きをどうぞ♪笑
なぜプレゼンに台本が必要なのか
プレゼンにおける台本の役割を理解すれば
その疑問も解決するはずです。
プレゼンにおける台本の役割、それは…
“話す内容を洗練されたものにする”
「えぇ?どういう意味???(・ω・)???」
ってなりますよね。
もう少し詳しく言うと
聞き手の理解促進に向けて話す内容を吟味し
無駄なく質の高い内容を伝えるには
何を話すべきかを検討するために
台本を作る必要がある
ということなんです。
台本は文章にすることで
話す内容が可視化されます。
すると
「この表現は分かりづらいな」
「ここは冗長になりすぎているかも」
「情報量が多くて分かりづらいのでは?」
など
さまざまな気付きを得やすくなります。
台本を作らなくても気付けるもん!と思うかもしれませんが
自分の癖や多用している表現、理解しやすさは
聴覚情報だけで判断するのが難しいんです。
例えば、書き出してみたことで初めて
「あ!またこの言葉を使っている!」
「よくよく読んだら言っていることがちょっとまどろっこしいな…」
「この文章とこの文章、入れ替えた方が分かりやすいかも?」
と気付けることが多々あります。
気付きを生かして
台本を何度も修正していくことで
より洗練された内容にすることができます。
ちなみに「洗練された」というのは
「聞き手が理解しやすい」
と捉えてください^^
ポイントは
「何度も繰り返し声に出して読み修正すること」
一度文章にして終わり、ではありません。
“台本をそのまま読んでも
普段の自分の話し方と変わらず自然で
かつ
聞き手が理解しやすく
最後まで飽きずに聴くことができる”
というレベルまで
台本を磨き上げることが大事です。
「作成するときにそこまでやらなくても
話すときにそれができればいいんじゃないの?」
と思われるかもしれませんが
上記の方法でいいや、と台本作りを放棄すると
独りよがりなプレゼンになりがちです(´;ω;`)
台本作りは聞き手のためのものだと
考えてみてくださいね。
ここまでで
プレゼンにおける台本作りが
いかに大切なのかをご理解いただけたでしょうか?
では実際に台本を作るときに
どんなことに気を付ければ良いのか
作成方法のコツをお伝えします。
これからお伝えする内容は
台本の構成ができた後についてのお話です。
構成方法のコツについては
下記の記事でご紹介しておりますので
ぜひご一読ください。
下記をクリック!
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
【構成1つで相手への響き方が180°変わる!?】プレゼン構成の極意
台本作成のコツは2つ!
①話し言葉で書く
②過不足がないか徹底する
まず【①話し言葉で書く】について。
台本を書くときについやってしまうのが
書き言葉で作成してしまう、ということです。
例えば
「だが、この点では問題が生じる。」
と台本に書いたとします。
1つ前の項目でもご紹介したとおり
プレゼン台本は
そのまま読んでも問題ないもの
である必要があります。
プレゼンの本番中に
「続いてこちらをご覧ください。
一見、スムーズに進みそうに見えます。
だが、この点では問題が生じる。」
もしこのまま言っても
普段の自分の話し方と変わらないのであれば
このままでも問題ありません。
※上記の例ですと
そもそも敬体(敬語)で話していたのに
突然常体(だ・である調になっている)になっているので
おかしいですよね(;^ω^)
ですが
「いや、普段こんな言い回し使わないよ!」
という場合は
台本に書くときもこれではダメなんです。
繰り返しますが
プレゼンの台本は
“そのまま読んでも
普段の自分の話し方と変わらず自然で
かつ
聞き手が理解しやすく
最後まで飽きずに聴くことができる”
という点が非常に重要です!
「本番時に実際はどう話すかな?」
と考えながら “話し言葉” で書いてみましょう。
続いて【②過不足がないか徹底する】について。
これは例えば
下記のようなチェックポイントを
確認する必要があります。
■余計な情報や余計な言葉が入っていないか
■何度も同じ接続詞を使っていないか
⇒特に、まだ続くのに「最後に」を連発していないか
■主語が欠落していないか
■何を指しているのかが分からない表現になっていないか
■聞き手の目線(注目すべき箇所)が分かるようになっているか
…など
客観的に聞いたときに
どのように聞こえるかを確認しましょう!
台本は一度書いたら終わり、ではなく
むしろそのあとの方が重要です。
何度も声に出して読み返し
①と②の視点で文章を磨き上げることが大切です。
しつこいですが
声に出して読む!
これを絶対にやってくださいね!!
・・・とはいえ
ご自分の作成した台本が
果たして本当にこの2つを満たしているのか
判断が難しいこともありますよね。
そんなみなさまは
個人レッスン(マンツーマン)で
一緒に検討することもできますので
ぜひお気軽にご活用ください♪
台本ができたら
いよいよ練習スタート!
台本作成時に既に声に出して読んではいますが
ここからは
台本が確定してあとは練習あるのみ!となった段階です。
とことん、本番同様に練習してください(。-`ω-)b☆
このとき、作成した台本とどのように向き合うべきか
どのように台本を使うのか、が鍵となります。
「え?台本をしっかり作りこんだんだから
それを見ながら話せばいいんじゃないの?」
もちろん、そうです^^
で・す・が!
それだけではダメなんです。
目指すべき工程は
①台本通りに行う
②必要に応じてアレンジする
③台本から離れる
そうなんです。
台本は作りましたが
最終的には台本にとらわれる必要はないんです。
なんだか矛盾しているように聞こえるかもしれませんが
これが理想の練習工程です。
まずは台本通りにできるようになること。
せっかく過不足ないように洗練された内容にしたのに
台本を無視して無駄な言葉が入ってしまう…
これ、めちゃくちゃありがちなパターンなんです。。。
なんのために台本を作ったのか
もう一度思い出してみてください。
《プレゼンにおける台本の役割》でもご紹介しましたが
改めてお伝えします。
メモのご用意~!笑
聞き手の理解促進に向けて話す内容を吟味し
無駄なく質の高い内容を伝えるには
何を話すべきかを検討するために
台本を作る必要がある
せっかく磨き上げた台本です。
まずはその通りにやってみてください。
台本通りに練習をしていくと
「もう少しこういった表現の方が
自分の自然な話し方になるな」
「ここはこうした方がより聞き手を惹きつけやすくなるな」
といった新たな気付きが出てくることがあります。
この段階になったら
必要に応じてアレンジしてみましょう!
ただし、あくまで
“必要に応じて” ということを忘れずに!!
アレンジすればよいというものではなく
よりよくするために必要な場合はアレンジする
と考えてくださいね。
練習を重ねていよいよ最終段階になったら
最後は台本から離れてみましょう。
勘違いしないでいただきたいのは
台本から離れる=丸暗記を頑張る
ということではありません!!
台本から離れる、というのは
台本はあくまでベースとなるものとし
台本通りに話そうと思わなくてOK◎
という意味です。
冒頭でお伝えした、
“箇条書きレベルで話す”
というのは、まさにこの段階です!
この段階までくれば
台本の中から必要な要素だけ抜き出して
箇条書きにしてもOKです。
この段階までくると
自分の言葉で自然と話すことも
聞き手が理解しやすく最後まで惹きつけられることも
どちらも実現できるようになります。
ここまで読んでくださった方の中には
「そこまでする必要あるの?」
と思われる方もいらっしゃっるかもしれません。
ズバリ、お伝えしましょう。
そこまでする必要があります!!
本番当日は
プレゼンを聞いてくださる方の
人数分×時間を頂戴しています。
そのプレゼンで
人を動かすこともできます。
商品やサービスの販売、契約にも
直結していませんか?
だからこそ
プレゼンでの話す内容にも
徹底的にこだわっていただきたいんです!
だまされたと思って(笑)
ぜひチャレンジしてみてください。
いかがでしたか?
今回は
【台本作りが180°変わる!?】
プレゼンテーションにおける台本の役割と作成方法
と題してご紹介しました^^
「プレゼンの台本を初めて作るので不安」
「プレゼン自体が初めてで
何からスタートすればいいのか分からない」
「本番に向けてブラッシュアップしたい」
という方は、ぜひレッスンにご参加ください!
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最後までお読みくださり
誠にありがとうございました^^