以前にも少しご紹介しましたが、私は影ナレというお仕事に入ることがよくあります。
影ナレとは、表に出ずにご案内などのアナウンスやナレーションをするお仕事です。会場には私の声だけが流れています。よろしければ以前の記事【影ナレで気を付けるべきポイント】もお読みください♪
今回はそんな影ナレ現場の裏側をちょこっとだけお見せしちゃいます!
レッスンの際によくご受講の方から
「現場にはどんなものを持参すれば良いのですか?」
「何があると便利ですか?」
というご質問をいただくことがあります。
そうですよね。私も、MC駆け出しのときはよく疑問に思っていました。実際に現場に入ってみないと分からないことも多かったので、念には念を入れていろいろなものを持参していた記憶があります(苦笑)
ちなみに私のレッスンではこういったナレーションや話すスキル以外の部分も必ずお伝えするようにしています。事前に知っておくと必要なものの準備も出来ますよね。
では私が実際に現場で使用しているグッズをご紹介します。
※MCさんによって利用されるグッズは違うと思いますので、全く同じものを用意しなければならない、というわけではありません。また、現場によって多少用意するグッズは変わります。
↑こちらは先日の現場の、私の机の上です。
マイクや手元あかりは自前ではありませんよ(笑)
では1つずつ簡単にご紹介します。( )内は写真の中のグッズ位置です。今回のご紹介用に分かりやすくおいてあるだけなので、実際は位置が違うこともあります。
①台本(マイク手前)
当たり前ですが、必需品です。こちらの現場ではプリントアウトされた台本を現場にご用意いただいておりました。自分でプリントアウトして持参することも多いです。
②ストップウォッチ(台本の左隣)
音の出ない設定にできるストップウォッチです。カウントアップやカウントダウン、そして時間を見るために使います。事前に時報に合わせて1秒単位でピッタリにしています。腕時計も同様です。
③飲み物(マイクの右隣)
MCの仕事の際には飲み物を必ず用意しています。口が渇くとリップノイズの原因にもなりますし、喉が渇くと痛めてしまうからです。机の上には少しコンパクトなペットボトルを用意していますが、水筒も持参しています。ただ、水筒は万が一倒れてしまったときに大きな音がなってしまうため、机の上にはおかないようにしています。また、ペットボトルはラベルを剥がすことが多いのですが、これは“メーカーを隠すため”と“ガサガサした音を防ぐため”です。
④筆箱(飲み物の右隣)
筆箱の中にはペンセットや付箋などが入っています。そのときの現場であった方が良いものを厳選して入れています。
⑤ボールペンと黒の水性マーカーペン(台本の左隣)
筆箱から常に出した状態にしてあるペンが2本あります。最小限の常に使うものだけは筆箱から出してあるんです。
⑥バインダー(ボールペンの右隣)
台本を挟んで使うためのバインダーです。影ナレのときは、バインダーを使わずに紙だけを持つこともあります。ただし、お客様から見える場合は必ずバインダーを使っています。
⑦ハンカチ(バインダーの下部分)
何かをふいたりするだけでなく、急に咳が出そうになってしまったときに、ハンカチで口をおさえながら咳をすることもあります。すぐに使えるよう、必ず手元においてあります。
いかがでしたか?
上記にも記載しましたが、今回ご紹介したものが毎回必ず、というわけではありません。こちら以外に用意するものもあれば、今回のものよりも少ないときもあります。
机の上が快適に使えるよう、手元付近にはあまりたくさん置きすぎないことも大事です。ご自身が快適なだけでなく、お近くにいらっしゃるスタッフさんにもご迷惑がかからないよう、幅を取りすぎないようにも気を付けています。今回はテーブルが広かったので写真のようにおいても十分な広さがありました。ですが、写真を撮り終わったあとはもう少しコンパクトにまとめて置いていました。
いろいろな現場で、あると便利なものは異なります。
みなさんも、ご自身が万全な体制でMCにのぞめる環境をぜひ作ってみてくださいね!!
これからMCを担当されるみさなまや、プロとしてやっていきたいというみなさまは、ぜひレッスンにもご参加ください♪
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最後までお読みいただき、ありがとございました。