お役立ちミニ情報 2019/04/27

言葉の選び方③

 

10連休初日!
みなさまいかがお過ごしですか?
私は出張のお仕事からスタートです。出張といっても首都圏なのでそんなに遠くはないんですけれどね♪
私の10連休は、出張⇒プライベートのおでかけ⇒レッスン準備&HP更新準備⇒プライベートのお出かけ(第2弾)⇒仕事、というスケジュールです。仕事に始まり仕事に終わります。仕事大好き人間でもあるのでとても嬉しいスケジュールです(笑)
でも、もちろん、プライベートを楽しんだり息抜きしたりすることも大切にしています♪

さて…お待たせしました!!
今回は【言葉の選び方】シリーズ最終回です。ここまでお読みくださったみなさま、ありがとうございました。
まだのみなさまは、よろしければ①と②もご一読ください!!
言葉の選び方①はこちらをクリック♪
言葉の選び方②はこちらをクリック♪

前回までは、言葉の選び方1つで相手へのご自分の印象が変わるということや、同じ言葉でも人によって感じ方が違うということをご紹介しました。そのことを踏まえたうえで、ビジネスの現場ではどんなことに気を付ければ良いのでしょうか?

言葉は人間性が出る

普段から使っている言葉や口癖、表現は、染み付いていることが多く、自分自身では気付きにくいです。仕事のときだけ気を付ければ大丈夫!と思っていらっしゃったとしたら、ちょっと危険かもしれません。
特に咄嗟に出る言葉は選ぶことが出来ないため、ご自身が普段使っている言葉が出やすいのです。

そして、そんな言葉にはその人の人間性も出るのです。
しかも無意識のうちに出てしまうので、意識出来るようになるのはとても難しいです。どのような言葉を使うかによって、「こんな人なんだろうな」という印象を与えやすくなります。もしそれがマイナスイメージに繋がってしまったとしたら…それは避けたいことですよね。

ではどうすればいいのかと言いますと…

普段から言葉選びに気を付ける

ということにつきます。地道なことですが、これが一番の近道です。

普段の会話も意識する

普段から言葉選びを意識する、と言われるとなんだか大変そうに聞こえますよね。人と接するときに、どんな言葉を使えばいいのかを1つ1つ選ぶと言われるとかなり神経を使いますよね…

ただ、MCやプレゼンターとしてお仕事をされたい方や、普段から人前に立ってお話をされる機会が多い方、またはプロの方は意識する必要があります。ご自身がどんなイメージをもってもらいたいか、そのイメージに合った言葉を使えているかを知ることが必要なんです。

明るい印象、元気な印象、素直な印象、柔らかい印象、実直な印象、真面目な印象など…ご自身はどんな印象をもっていただきたいですか?そして、会話の中で、その印象にあった言葉とはどんなものがあげられるでしょうか?

毎日少しずつでもいいので、この自問自答の繰り返しをすることが大切です。
例えば、同じ意味でも言葉が違うと印象が変わります。前回の【言葉の選び方②】でご紹介した例文に「頑張りたいと思います」と「精進してまいりたいと思います」がありましたが、やはり印象は違いますよね。どちらが適切でどちらが不適切だということではなく、その場に応じた言葉はどちらなのか、というのを都度選択する必要があります。話しながら言葉の選択をすることに慣れるのが重要です。

特に不特定多数の方々にお話をするお仕事をされているみなさまは、この練習を普段からされておくことをオススメします。実は、中には無意識のうちに出来ていらっしゃる方も多いです。「この言葉よりはこちらの方が印象がいいな」「こういう言い回しの方が柔らかい印象になるな」など、話しながら意識されている方もいらっしゃると思います。

ここまでお読みいただいたみなさま、「そんなことを言われても難しすぎる…せめて仕事のときだけでもなんとかならないかなぁ…」と思いますよね(笑)

咄嗟の言葉に対しては対応が難しいですが、それ以外であれば台本という頼もしい味方がいますよ!!

仕事では台本を何度も声に出して読む

よく「台本は作らずに箇条書きで自分の言葉で話した方がよい」というのを言われることがあります。ですが、初心者の方には私はあまりオススメしません。何度もやっていらっしゃり、台本がなくてもプレゼンも司会も問題なく上手くできる!という自信が完全につくまでは台本を作成することをオススメします。

そして、台本はきちんと文章で作成しましょう。箇条書きでだけ書いて自分の言葉で話す、という方法もありますが、そちらもまた慣れてからの方がいいです。箇条書きで話すと、ご自身がどんな言葉選びをされているのかが分かりにくくなってしまいます。今ご自身がどんな言葉でお話されているかを知りましょう。

まずは文章がきちんと作れること、そしてその文章を何度も何度も読み返すことです。出来ればどなたか第三者に客観的に聞いていただきましょう。読むときは黙読ではなく必ず音読にしてください。声に出して初めて気付くことが多いからです。

文章が作成出来たら、「この言葉は他に言いかえをしなくても大丈夫?」「相手に嫌な印象を与えない?」「どんな印象をもってもらえそう?」というのをチェックしてみましょう。最初は難しいと思いますが、慣れてくるとポイントも分かってきますよ!

やっぱり自分だけでは難しそう…

今回お伝えしてきたことは、実は、記事だけで完結させるのがかなり難しいのです。私も書きながら「あと10ページはほしい…」と思ってしまいました(汗)
ですが、文字で読むだけではやはり伝わりきらないこともたくさんあります。分かりづらい部分も多々あったかと思います。

「プレゼンテーションや司会をするので、言葉選びがうまくなりたいけれど、やっぱり自分だけでは難しそう…」というみなさま、ぜひトークスキルアップレッスンにお越しください!
トークスキルアップレッスンでは実際の台本に沿って私が直接アドバイスさせていただきます!!
客観的に聞いた際にどんな印象を相手に与えるのか、どんな印象を持ってもらいたいのか、よりよい文章にするにはどうすればよいのかなど…詳しくお伝えします。

今回は3回に渡って言葉の選び方についてご紹介してまいりました。
長文をお読みいただきありがとうございました。少しでもお役立て頂けましたら幸いです。

今後もお役立ち情報を更新していきますね!!
お楽しみに~♪