今回お話するのは、MCとして大切な考え方や姿勢に関する部分です。ここを勘違いしてしまうMCさんが実は多いのですが…プロとして、しっかり心得ていただきたいと思います。また、その姿勢を大切にすることがリピートや信頼にも繋がるので、ぜひご一読くださいね。
MCは表に出て進行することが多いですよね?影ナレの場合は直接表で話すことは致しませんが、声は表に出ています。
表に出ているので、登壇者というイメージを強く持たれる方も多いと思います。確かに、MCはイベントなどのステージにおいて、表に出て重要な役割を果たさなければなりません。
ですが、実はMCは「裏方」のうちの1人なのです。表に出ていても「裏方」です。
イベントでいう裏方は、スタッフさんや音響さん、映像さんなどたくさんの方々がいらっしゃいます。その中に私たちMCも含まれています。
ステージを盛り上げていくためにも、また、円滑に進めていくためにも、裏方の1人としての自覚を持たなければなりません。「MCは主役」とは思わないでくださいね。
MCは台本に沿って進行をしますが、台本だけが読めればいい、ということではありません。進行上の流れやスタッフのみなさんの動き、ゲストの動きなど、全体を把握しておきましょう。本番ではMCが自己判断で進行しなければならないことも多々あります。以前の記事「臨機応変な対応とは」でもお話しましたが、現場では柔軟に動くことが大切です。
何かあったときでも行動ができるというのは、信頼にも繋がります。「◯◯さんなら安心!」と思っていただければ、リピートに繋がるのです。
これが「表に立つ人」というのを強く意識しすぎてしまうと、自分が話すところの台本だけをやっておく、という意識に変わってしまうことがあります。あくまでも「裏方」である意識を忘れずに、自分が話す以外の部分も把握しておくことで、何かあったときにはカバーも出来るくらいの余裕をもっておきましょう。もちろん、カバー出来る範囲には限界がありますが、対応可能な部分はカバーしてくださいね。
なんだか負担が大きいように感じてしまうかもしれませんが、全体的に把握ができていると、誰よりも自分自身(MC自身)が楽になりますよ♪
上述で、イベントにおける裏方さんをご紹介しましたが、現場ではたくさんのスタッフさんが一緒に働いていらっしゃいます。私は、そのスタッフのみなさん全員と1つのチームだという意識を常にもつようにしています。
例えば、MCにとって欠かせないマイク。マイクがベストな状態で使えるように細かい調整を行ってくださるのは音響の担当者さんですよね。それを当たり前のことと思うのではなく、感謝の気持ちをもつことがとても大切です。
また、スタッフさんが動きやすいように配慮することも心がけています。ステージによってはMCのコメントきっかけで映像がスタートすることもあります。そのきっかけを分かりやすく出すというちょっとしたことでも、するのとしないのとでは全く違います。
実際、私がよくお世話になっている映像さんから「田中さんのきっかけコメントはすごく分かりやすいので、映像を切り替えやすくてとても助かる」と嬉しいお言葉をいただいたことがあります。ちょっとしたことなのですが、その積み重ねが大切です。現場のみなさんが動きやすくなるにはどうすればいいか?というのを考え、チームで現場をよりよいものにしようとすれば、自分自身も働きやすい環境になりますよ!
いかがでしたか?
こちらの記事でご紹介したのはほんの一部ですが、MCとしての意識や姿勢を変えるだけで、現場が円滑に進み信頼やリピート獲得にも繋がります。ぜひ今日から実践してみてくださいね。
レッスンではさらに詳しくお伝えしています。MCとしてのスキルはもちろん、リピートにつなげるためのポイントなどもお伝えしています。少しでもご興味をお持ちの方はぜひお気軽にお問い合わせください。
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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